2019年度の1次試験の惨敗を受けて、これまでの取り組みにいろいろな反省点が多かったと痛感しました。もしかしたら誰かの役に立つかもしれないので、まずは今年度の反省点についてまとめてます。
目次
反省点
反省点1:放送大学の勉強に打ち込みすぎた
私は通信制の大学である放送大学の大学生でもあります。そんなわけで、大学の勉強も並行して進めていました。特に7月は大学の単位認定試験があったため、診断士の試験で最も重要と言われている、直前の追い込みが不十分でした。
反省点2:問題演習に取り組むのが遅かった
診断士ゼミナールで勉強しているのですが、動画講義を見ただけで勉強した気分になっていました。そのため、問題演習がおろそかでした。
反省点3:動画講義は1.5倍速で見るべきだった
診断士ゼミナールの動画は話す速度がゆっくりなので、1.5倍速でも視聴しても聞き取れます。しかし私はずっと通常の速度で視聴してました。
動画の長さが45分だとすると、1.5倍速で見たら30分に短縮できますよね。余裕のできた15分で復習と問題演習に取り組むべきでした。
反省点4:過去問完全マスターに頼りすぎた
過去問はインプット教材とよく言われますが、私は過去問完全マスターの繰り返しばかりやってました。これは重要論点の弱点を見つけるのには効果的なのですが、各論点が過去の試験でどれくらいの頻度で登場しているのかが全くわかりません。そしてCランクの問題は別途ダウンロードが必要なので、手付かずになってました。
診断士ゼミナールの教材に含まれていた、TAC形式の過去問にも取り組むべきでした。
反省点5:書いて覚える勉強が足りなかった
とにかく頭で解いて、頭で理解するという形にこだわりすぎました。きれいなノートを作るという意味ではなく、ややこしい論点を整理するのに、書いて覚えるという方法も取り入れるべきでした。
まとめると、理解力の不足・知識をあいまいのまま覚えている・試験範囲を押さえ切れていない・法改正などに追い切れていない、などの弱点がありました。
引き続き2020年度に向けた対策も考えてみました。
2020年度に向けた対策
対策1:ビジネス法務検定3級にチャレンジ
経営法務の中で特に苦手な民法を攻略するためにビジネス法務検定3級にチャレンジします。
対策2:ビジネス会計検定2級にチャレンジ
財務会計の補強としてビジネス会計2級に挑戦します。ちなみに3級は合格済みです。
対策3:放送大学の登録科目数を減らす
1学期に3科目以上登録すると診断士の勉強に差し支えるとわかったので、2019年度2学期と2020年度1学期はそれぞれ1科目にしぼります。
対策4:問題演習だけでなくテキストの通読も続ける
特に試験期間の後半になると、過去問などの問題演習が中心になりますが、それだけでは厳しいとわかりました。過去問演習は論点の確認には重要ですが、それだけだと過去問に登場しないトピックがまったく押さえられないのですよね。実際に1次試験を受験して診断士ゼミナールのテキストを改めて見たのですが、ちゃんと過去問に書いてない論点の解説も含まれていたので、問題演習だけでなく、テキストからの知識のインプットもしっかりやります。
まとめ
なかなか厳しい試験ですが、受験したことでいろいろな反省点や対策方法を見つけることができました。1年目はこんなもんかなって思います。運営管理の科目合格は儲けものでした。来年7月の1次試験に向けて、間髪入れずに努力するつもりです。