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MOS Word 2019 Expert 合格体験記

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Microsoft Office Specialist Word 2019 Expertに合格しました!

いまいち自信のない問題もありましたが、結果は1000点満点で合格!

MOS Word Expert試験ではWordに搭載されている、マクロやスタイルのカスタマイズ、差し込み印刷機能など、比較的高度な機能の使い方が問われます。

これらは実務でも頻繁に使われることが多く、仕事でWordを操作するのでしたら、覚えておいて損はない知識です。

この記事では、MOS Word 2019 Expert試験に合格するための勉強法と受験時の注意点について詳しく解説します。

MOS Word 2019 Expertを受験した理由

MOS Word 2019 Expertを受験したのは、MOS Expert 認定が欲しかったからです。もともとExcel 2019 Expertの合格が目的だったのですが、せっかくだからWord ExpertとPowerPointもそろえて、Expert認定になろう!と思いました。

ちなみに一般レベルのMOS Word 2019とMOS Excel 2019は1年くらいまえにすでに合格済みでした。

なので、新たにWord Expert、Excel Expert、PowerPointの3つにチャレンジすることにしたわけです。

MOS Word 2019 Expertの勉強方法

MOS Word 2019 Expertの合格に向けて、私は以下の教材を活用しました。

MOSの試験対策書として最も有名なFOM出版の通称「緑の本」です。

FOM出版の対策書には、Word 2019 Expert試験の出題範囲であるWordの機能の解説と問題集、そしてパソコンにインストールして使用できる模擬問題が含まれています。基本的にはこれらを繰り返して学習して、知識や機能を身につけます。

具体的に私は次のような手順で学習を進めました。

【勉強法1】対策書の最初から最後まで通読する

私はExcelほどWordを使いこなしていたわけではないので、MOSの対策で初めて学ぶ機能が多くありました。そのため、まずは対策書を最初から最後まで通読して、全体像を把握することからスタート。

すでにExcel Expertに合格していたのですが、Word ExpertはExcelのときのほど、覚えることが多くないと感じました。

個人的にはフィールドやスタイルのカスタマイズは、なじみの少ない機能でしたので、重点的に対策書を読み込みました。

【勉強法2】サンプルファイルを使って手を動かして学習

FOM出版の対策書には、各機能を説明するためのLessonのサンプルファイルが含まれています。

MOSはWordを実際に操作して解答する形式の試験です。目で対策書を読むだけでは、本試験で実際に操作できるようになるとは限らないので、めんどくさくても実際にWordを操作して、スキルを着実に身に付けるようにしましょう。

Expertの試験であっても、そんなに複雑な機能は問われません。あくまでも試験では対策書の範囲内の機能から出題されるため、一つ一つをしっかりと身につけて得点源にしておくことが重要です。

【勉強法3】模擬試験を繰り返して9割以上の正当率を目指す

サンプルファイルを使った学習がひと段落したら、すぐに模擬試験に取り掛かりましょう。FOMの対策書には全部で5回分の模擬試験が含まれています。

予めパソコンにインストールしておけば、好きなときに模擬試験に取り掛かれます。

いきなり本番形式で取り組んでも、なかなか得点に結びつかないでしょう。

そういう時は、

・試験時間をカウントしない
・試験中に採点する
・試験中に解答アニメを見る

にチェックをいれて、問題を解くたびにすぐに答え合わせをしましょう。模擬試験の全ての問題には、音声と動画による解答アニメが用意されています。間違えてしまった問題については、すぐに解答アニメを見てどこが間違っていたのか把握して、同じミスを繰り返さないことが重要です。

と言っても、模擬試験の採点は結構厳しく、ちょっと操作方法を間違えているだけで失点します。満点を取るのはなかなか難しいのですが、模擬試験で安定して9割以上を取れるようなれば、本番の試験もOKだと思います。

MOS Word 2019 Expert試験時の注意点

FOMの対策本による学習が済んだら、本試験を受験しましょう。MOSの試験には、

・全国一斉試験
・随時試験

の2つの試験がありますが、どちらを選択しても構いません。随時試験の方が受験会場や試験日時の調整が柔軟にできると思います。私は随時試験を選び近所のパソコン教室で受験しました。

本試験を実際に受験してみて、感じた注意点は以下の通りです。

【注意点1】落ち着いて解答する

実際にMOS Word 2019 Expertの試験を受験したのですが、本試験の問題文のニュアンスは、FOMの模擬試験の問題文とは少し異なっていると感じました。具体的には、本試験の問題文の方が言葉足らずのような印象を感じました。

そのため、どの問題を見ても初見のような印象を持ってしまい「まずいまずい」と、ちょっと慌ててしまいました。

と言っても、実際にはFOMの対策書で解説されている機能からしか出題されていないので、落ち着いて問題文を読めば何とかなります。ちょっと問題文を読んで分からなくても、あわてないようにしましょう。

【注意点2】「後で見直す」をフル活用する

本試験時には、分からない問題やちょっと手間がかかりそうな問題がいくつかあります。そういう時はその問題に掛かり切りにならないで「後で見直す」にチェックして、次の問題に取り掛かりましょう。

「後で見直す」にチェックした問題は「レビューページ」という問題文一覧ページからするに行き来できます。わかる問題・すぐに解答できる問題をサクっと済ませてから「後で見直す」にチェックした問題に集中して取り組みましょう。

【注意点3】リセットに要注意

MOS Word Expertの本試験では全部で9つほどのプロジェクトがあり、それぞれのプロジェクトに複数の個別の問題が含まれています。

解答時にExcelを操作していると、自分がどういう操作をしているのか分からなくなってしまうことがあります。

そのようなとき「リセット機能」を使うと、そのプロジェクトの状態が初期化されます。

ただしリセット機能はあくまでもプロジェクト単位でリセットさせるものです。そのプロジェクトで解答済みの設問についてもリセットされてしまうため、解答済みの設問についても、リセット後に再度操作して解答する必要があります。

操作を元に戻す場合は「Ctrl + Z」などを使うなどして、安易にリセット機能に頼らないようにすることが、解答時間を無駄にしないコツと言えるでしょう。

MOS Word 2019 Expertのよくある質問と回答

MOS Word 2019 Expertに関するよくある質問と回答をまとめました。

Expertじゃない方の試験も受験した方がいい?

一般レベルのMOS Wordは、Expertとは異なり、日常的なWordの操作スキルが試験範囲となっています。そのため、Wordの操作に自信がない初心者や、Wordの基本を学びたいのであれば、Expertではない一般レベルのMOS Wordを受験すると良いでしょう。

また、MOSでは「Expert認定」という称号があります。

これは、
・MOS Word
・MOS Word Expert
・MOS Excel
・MOS Excel Expert
・MOS PowerPoint
の5つに合格するともらえる称号です。このExpert認定が欲しいのであれば、一般レベルのMOS Excelも合格しなければなりません。

独学でも合格できますか?

MOS Word 2019 Expertは独学でも十分合格できます。FOM出版を通読して、模擬試験を繰り返し、安定して9割の得点が取れるようになれば十分合格できますし、この程度なら独学でも達成可能です。

またMOS Wordの試験範囲を解説しているYouTube動画もあります。

独学で勉強していて分からないことがあったら、こういった動画も利用しながら勉強を続けると良いでしょう。

MOS Word 2019 Expertの合格率は?

公式のデータではありませんが、インターネットでの調査によると、合格率は一般レベルが約80%、Expertレベルが約60%と言われています。

どちらの合格率もそれほど低くないため、学習すれば十分合格できるレベルの難易度です。

MOS Word 2019 Expertの勉強時間は?

仕事などである程度Wordを操作している人であれば、FOM出版の対策書などで効率良く試験範囲を学習すれば、2週間程度の勉強時間で合格できるでしょう。

一方、まったくの初心者がExpertレベルの学習範囲をマスターしようと思ったら、約1か月くらいは準備するのが無難です。

MOS Word の一般レベルとExpertの違いは?

MOS Wordの一般レベルとExpertの違いは試験範囲です。

一般レベルの試験範囲は以下の通りです。

文書の管理
  • 文書内を移動する
  • 文書の書式を設定する
  • 文書を保存する、共有する
  • 文書を検査する
文字、段落、セクションの挿入と書式設定
  • 文字列や段落を挿入する
  • 文字列や段落の書式を設定する
  • 文書にセクションを作成する、設定する
表やリストの管理
  • 表を作成する
  • 表を変更する
  • リストを作成する、変更する
参考資料の作成と管理
  • 参照のための要素を作成する、管理する
  • 参照のための一覧を作成する、管理する
グラフィック要素の挿入と書式設定
  • 図やテキストボックスを挿入する
  • 図やテキストボックスを書式設定する
  • グラフィック要素にテキストを追加する
  • グラフィック要素を変更する
文書の共同作業の管理
  • コメントを追加する、管理する
  • 変更履歴を管理する

一方、Expertの試験範囲は以下の通りです。

文書のオプションと設定の管理
  • 文書とテンプレートを管理する
  • 共同作業用に文書を準備する
  • 言語オプションを使用する、設定する
高度な編集機能や書式設定機能の利用
  • 文書のコンテンツを検索する、置換する、貼り付ける
  • 段落レイアウトのオプションを設定する
  • スタイルを作成する、管理する
ユーザー設定のドキュメント要素の作成
  • 文書パーツを作成する、変更する
  • ユーザー設定のデザイン要素を作成する
  • 索引を作成する、管理する
  • 図表一覧を作成する、管理する
高度なWord機能の利用
  • フォーム、フィールド、コントロールを管理する
  • マクロを作成する、変更する
  • 差し込み印刷を行う

このように難易度というよりも試験範囲が違うのが、一般レベルとExpertです。日常的な業務では一般レベルの機能がメインだと思うので、もしこれからチャレンジするのであれば、まずは一般レベルのMOS Word 2019を受験するのをおすすめします。

MOS Word 2019 Expertに合格しよう

MOS Word ExperはWordの高度なカスタマイズや便利な機能を重点的に学べる資格です。日頃から仕事でWordを使いこなしている方でも、全ての試験範囲について知り尽くしている方は、それほど多くいないでしょう。

そのため、試験に合格するためには、FOMの対策書などを使ってしっかりと準備することが重要です。

Wordに慣れている方なら2週間程度、慣れていない方でも1カ月から2か月程度の時間をかけて対策すれば十分に合格できます。

就職活動や派遣会社でもMOSは比較的評価されやすい資格ですので、何かパソコンに関する資格が欲しい方にとって、MOSの取得は有力な選択肢の一つとなるでしょう。

↑基本機能の解説が詳しい対策書(おすすめ)

↑問題文の雰囲気が本試験に近いのはこちら

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ゴンゾウ
メンタル弱めの社会人。自他ともに認める資格マニア・資格オタク。やることがないから1000の資格の取得を目指しています。朝勉に憧れる夜勉派です。このブログではさまざまな資格の取得を目指している方に有益な情報を提供しています。

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